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第47話 猪肉

2017/04/13 Thu 07:10
category - エッセイ
コメント - 2
                         
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◆今回は珍しくグルメレポートをお送りする。

 3月の下旬頃だったか、嫁さんがパートから帰ってくるなり、大きな塊のようなものを「ジャジャーン!」という声と共に僕に差し出した。
 いったい何だろうと思って、それをしげしげと見た。

「もしかして、これってあの……」
「そう、これってあの……」
「あれなのかしら?」
「そう、あれよ。久しぶりのあれなのよ!」
 
 わけのわからない会話だが、嫁さんが僕に差し出した塊というのは、約1Kgほどの猪肉の塊だったのである。

 僕が住んでいるこの地域は住宅地ではあるが周りは山だらけだ。しかも時々、鹿や猪が出没する。昔はよく地域を通る電車に猪がぶつかり、関係者がそれを持ち帰っては牡丹鍋にして食べたという話をよく聞いた。今はその頃に比べると出現率は著しく低下してはいるが、それでもゼロにはならなくて(電車とぶつかるというようなことは、とうの昔になくなりはしたものの)、場所によっては農作物に被害が出ることもあったりするので未だに捕獲用のワナが仕掛けられている。しかもそれは山の中というわけではなくて、住宅地から数メートル離れた所にあったりする。もちろんそれを警告している立て看板が至る所にある。一見すると普通の住宅地なのだけれど実はそんなことが当たり前の光景として、けっこう近くで見られるのである。
 更に奥の方に行くと、猪肉や牡丹鍋で有名な丹波篠山へと遠く通ずる場所柄だからか、そこら中に当たり前のように「猪に注意!」だとか「鹿出没!」といった標識が掲げられている。そういう地域であるから、やはり猪肉というものが普通に商店で売られている。

 では僕んちでは普段当たり前のように猪肉を食べているのかと言うと、そうではない。このような事情の地域に住んでいても僕らが猪肉を食することは滅多にない。年に一回あればいい方だ。
 理由としては、手には入るが、まともに買うとあまりに高価だからだ。また猪肉には普段慣れ親しんでいる牛肉や豚肉にはない独特の臭みがある。新鮮なものならともかく、少し時間が経つと臭みが強くなるものだから人によっては受け付けられなくなることもある。それ故普段から慣れ親しんでいる人はともかく、僕のような経済的に余裕がない人間には、大枚払って買ったものの臭みが強くてダメというケースもあったりするものだから、なかなか簡単には手が出せないのである。

 しかしこういった地域に住んでいて、更に身内がもう少し奥に行ったところでパートなどをしていたりするとラッキーなことが起こるのだ。パート先の知人の中に(僕は詳しいことは知らないのだけれど)、捕獲した猪を解体するお宅がいるそうだ。そしてそのお宅はよく周りにお裾分けをしてくれる。運が良ければそれが嫁さんに回ってくるのである。

 そんなこんなで今年はラッキーなことに、そのお宅筋からお裾分けを頂いたのだ。たぶん3年ぶりだ。有難いことにタダだ。

 これがお裾分けで頂いた天然の猪肉約1Kgの塊だ。部位で言えばロースになるのだろうから、まともに店で買えば最低でも5000円は下らないだろう。
20170413用_猪肉01


 猪肉と聞くと、たいていの人は牡丹鍋を想像されるだろう。僕んちでも以前は牡丹鍋で頂くことが常だった。しかし3年前にもらった際、毎回牡丹鍋というのも芸がないということと、嫁さんが「すき焼きで食べるのもおいしい」という情報を仕入れたこともあって、じゃあ一度うちでもすき焼きにしてみようということで実際にすき焼きにして食したところ、牡丹鍋で食べるよりもこっちの方が断然うまいということが実際にわかったものだから、それ以降はすき焼きで食べることが常となった。だから今回ももちろん「すき焼き」である。

 4月第1週の日曜日の夜、冷凍しておいた猪肉の塊を、嫁さんが包丁で必死にスライスした。
20170413用_猪肉02

 この日の夕食、猪肉のすき焼きである!

 材料は猪肉の他は白菜、玉ねぎ、ネギ、牛蒡、もやし、えのきだけ等々、普通のすき焼きと同じだ。作り方も普通にすき焼きを作るのと変わらない。
 ちなみに僕んちは関西なので関東地方で使われる「割り下」は使わない。濃口醤油、砂糖、日本酒で味付けをする。

 出来上がりはこんな感じだ。
20170413用_猪肉_すき焼き01

 もちろん生卵に浸して頂く。
20170413用_猪肉_すき焼き02

 きちんと血抜き処理がされた新鮮な状態で冷凍されていたからだろう、自然解凍させても臭みがまったくと言っていいほどない。だからメチャクチャうまい!

 家族3人で約1Kgの猪肉のほとんどをペロリと頂いた。そして最後の100gほどはすき焼きのまま残し、翌日の夕食に「猪肉のすき焼き丼」として、これまたおいしく頂いた。(不覚にもこの写真を取り忘れてしまった。残念!)

 さて次はいつ頂くことができるかしら。願わくば来年の今頃、また頂きたいものだ。その際は忘れることなく「猪肉のすき焼き丼」の写真を撮り、ここにアップしたいと思う。




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コメント

非公開コメント

No title

マジで美味そうですね!

猪は食べたことないですが画像から伝わってきますw

Re: No title

コメントありがとうございました。

> マジで美味そうですね!
>
> 猪は食べたことないですが画像から伝わってきますw

美味しかったですよ。
ただ、人によっては好き嫌いがはっきりするかも知れませんけど。
機会があれば是非ご賞味してみて下さい。
    

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