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文亮[ぶんすけ]

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第88話 中途半端な制度

2017/06/13 Tue 09:36
category - エッセイ
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◆先月のある日の雑記だったかと思うのだけれど、久しぶりにスーツを買った話を書いた。それは夏用のスーツで、クールビズという制度が浸透してきた昨今であるのに、それでもやっぱりこの時期でも依然としてスーツを着用することが必要なシーンがあるということをも書いたような記憶がある。
 6月から例年どおり、たいていの企業でクールビズが始まったと思うが、だからと言ってやっぱりスーツ姿が皆無にはなっていない。クールビズが始まっても、やっぱりスーツにネクタイを締めている人が大勢いる。
 考えてみれば中途半端な世の中だ。制度として決め、国がそれを後押ししても完全には浸透しない。努力義務程度のものだから多くを期待する方がバカなのだろうなあと思うのだけれど、そのくせクールビズという制度を利用して消費者を躍らせて別段必要のないクールビズ向け衣料を買わそうと躍起になっている輩たちも存在するから、僕のような人間には本当にいい迷惑だ。ずっと昔から思っているけど、何でもいいじゃないか、好きな服を着させろよ。
 そんなことを言っても体裁に異様に固執する日本社会が受け入れるわけがない。くだけた恰好にも、くだけた恰好なりの規律を作って統率したいのだろう。それはそれで実に窮屈だ。

 考えてみれば、これまでの日本には中途半端な制度のようなものがやたら存在していた。いやものによっては今でも存在している。思いつくまま挙げてみよう。

 省エネルック
 今のクールビズの走りみたいなもの。袖を短く切ったスーツを着た大平首相(当時)の姿が痛々しかった。実際に販売されていたみたいだけど、まったくと言っていいほど国民には浸透しなかったトホホなルック。

 フレックス制度
 流行ったね。昔は企業ならこれはあって当たり前の制度とまで言われたが、不景気になったら一発でしぼんでしまった。もちろん今も採用している企業はあるみたいだけど意識としてはどうなんでしょうね。

 ストックオプション
 これも流行ったね。
「成果を上げた奴には、この制度を利用させてあげるよ……」
「この制度を利用しつつ会社のために頑張れば、将来はこの制度の恩恵が受けれるよ……」
 こんな具合で(特にベンチャー系企業なんかで)無理やりに近い形で自社株を買わされた人がけっこういたみたいだけど、その後本当にいい目を見れたのかしら?
 当時僕が勤めていた会社も同じようなことを言って社員に無理やりに近い形で自社株を買わせていたけど、辞める気満々でいた僕は「株を買うような金銭的余裕がない」と言ってきっぱり断ったっけな。それで幹部連中から目をつけられたりもしたが結果的には、おいしい目をした人間なんていなかったね。それにバブルが弾けて大損した人も大勢いたみたいだし。
 これもやっぱりバブルが弾けて不景気になったら見向きもされなくなったね。

 カフェテリアプラン
 それまでの画一的な福利厚生ではなく、企業があらかじめ多彩な福利厚生メニューを用意し、その中から従業員が自分に必要なものを選んで利用するという制度。
 これも最初はけっこう大々的に登場したものだったが、今や尻すぼみ状態だね。ほとんど耳にしなくなった。今世の中のどれだけの人が知っているのだろう?
 おそらくこの制度を採用している会社に勤めていない限り、その存在すら知らないんじゃないかしら。例えば昨年社会人になった娘なんかはまったく知らないだろうね。

 フライデーカジュアルデー
 誰が言い出したのか知らないけど、週末の金曜日くらいは私服レベルの楽な恰好でリラックスして仕事をしましょうっていう名目で流行ったもの。
 アパレル系などの比較的自由度の高い企業には受け入れられたみたいだが、一般企業ではあまり受け入れられず。受け入れてみたものの、やっぱり日本の経営層は頭が固く、完全に自由な服装は却下され、色や柄、スタイルなどにかなりの制約が入るものとなった。更には商談相手や経営層がスーツを着ている場所で自分だけがラフな恰好をするわけにはいかないなど、チグハグはシチュエーションが多発し、メディアで大々的に報じられたほどには浸透しなかった制度。

 クールビズ
 一応の浸透はしているようだ。一部の行政機関などではアロハシャツを着用するなどラフ度が上がっているようにも見える。だが、一般企業では「上着は着用しない。ネクタイをしない」というレベルがいいところ。ポロシャツだのチノパンだのサンダルだのといったカジュアルな服装が当初推奨されていたはずだが、それでは統制が取れないのか、はたまた体裁が悪いのか、やっぱり頭の固い日本の個々の経営者には受け入れられないみたいで、しかも場合によってはスーツを強要されたりもしているから、やっぱり中途半端と言わざるを得ない制度。

 プレミアムフライデー
 最近政府と経済界が提唱し始めた制度、いや正式には個人消費喚起キャンペーン。
 月の最後の金曜日は午後3時には仕事を終えて街に繰り出して楽しみましょう(お金を使いましょう)というアベの思いつきから始まったらしいもの。
 今年の2月から始まったそうだが毎回散々たる結果に終わっているらしい。
 だいたい月末の金曜日に、午後3時に仕事を終わらせろっていう発想からしてアホみたいな話。月末の金曜日がどれだけ忙しいか、ボンボンは全然、なーんもわかっていない。
 おそらくもうすぐ廃れるだろう。そして来年の今頃はテレビのクイズ番組に出題されるだろう。

「昨年、政府が提唱したもの。月末の金曜日は午後3時に仕事を終えて町に繰り出しましょうということで個人消費を喚起したものの、現実とのギャップが甚だしく、ほとんど浸透せずに、いつの間にか消えてしまったこのキャンペーンを何と言った?」
「ピンポーン!」
「はい、〇〇さん!」
「プロブレムフライデー!」
「ブブーッ!」
「うーん、出題者である僕としては、それを正解にしたいところですが、違います!」
「ピンポーン!」
「はい、XXさん!」
「プレミアムフライデー?」
「正解!」
「そう言えばそういうの、ありましたねぇ」

 目に浮かぶ……、ほんとに。

 以上、他にもあるのだろうが思いつくだけ書いてみた。
 なお前述したそれぞれが流行っているのか廃れているのかなどについては、あくまでも僕個人の所感であることを書き添えておく。






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