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文亮[ぶんすけ]

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第73話 玉葱の芯を探すバカ(2)

2017/05/23 Tue 11:53
category - エッセイ
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 次に思いつくのは2010年に起こったことだ。
 僕の中に「文章を書くということがすごく面白い」という気持ちが芽生えた。いや「芽生えた」というよりも元からそうだったことにやっと気づいたのである。
 そうなると自分が書いた文章だけでなく他人が書いた文章が読みたくなった。元々読書は好きな方だったのだけれど、それがヒートアップした。ネットには腐るほど記事の類が存在しているから、わざわざ書店に行ってお金を出して本を買って読む必要はないと思ったが、ネットで検索して出てくる記事は、そのほとんどがクズみたいなものばっかりで、僕はそれにウンザリした。特に今で言うところの「まとめ記事」のような類には(今でもそうだが)辟易した。もちろん書店で売っている本の中にも前述したノウハウ本ビジネスそのものというような本が腐るほどあって、それはそれでゴミかクズのようなものなのだけれど、書店には良書と言えるものがきちんとあって、それが比較的探し出しやすかった。(ネットだとSEOに長けたクソ記事ばかりが出てきたので、しばしば腹が立った。)
 自分で文章を書きつつ良書の文章を読む。それは好きな作家さんの小説であったり、有名人のエッセイであったり……。単行本は値段が張ったので、なかなか買えなかったけれど文庫本はけっこうな数を買った。それらは今もきちんと本棚に残している。

 何にせよ僕は書店に何かの答えを求めていたのだ。
 時に何かの方法が見つからないか?
 時に自分に響く文章を見つけ出せないか?

 しかし、書店で見つけた答えらしきものが、最終的に僕の答えになったことは今までに一度としてない。

 ずいぶん前から僕は薄々気がついていた。書店に行っても答えなんかないんだと。
 今もそれをわかった上で書店に行っている。答えなんかここにはないんだと思いながら書店の中にある本を物色している。

 バカだね。本当に懲りないバカだね。

 答えは自分の内から出さねばならない。書店で本を物色するのは、その手助けでしかない。そしてそれは書店に限った話ではない。インターネットの検索もそうだ。検索結果に真に自分が求める結果なんてない。

 考えてみたら面倒臭いことをし続けている。自分は面倒くさい人間だなと思う。まるで玉葱の皮を剥いて芯を探し続けているみたいだ。玉葱に芯なんてハナっからないのに。そんなことなんてわかりきっていることなのに、それでも何か想定外のことが起こって、それが自分に素晴らしい世界への道を示してくれるかも知れないという発生率が限りなくゼロに近い奇跡のようなものを、やっぱり心のどこかで期待しているのだ。「そうか、本当は玉葱には芯があったんだ。ただ、人間が、いや僕がそれに今まで気が付かなかっただけだったんだ」といつかわかる日が来るんじゃないかって思っているのだ。
 まったく本当にバカとしか言いようがない。単に自分に都合良く考えているだけなのだ。それもまたわかっているのに、それでもいつまでたっても懲りない。
 だから思う。たぶん答えなんて死ぬまで、いや死んでも見つかるまいと。バカは死んでも治らないということか……。

 あーあ、またどうでもいいことを書いてしまった。





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