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第12話 ラジオ(1)

2017/02/27 Mon 07:00
category - エッセイ
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◆最近、暇な時間はラジオを聴くことが多くなった。ラジオというと僕のようなもうすぐ高齢者というレッテルを貼られそうな人間だと、内ポケットに小型ラジオを忍ばせてイヤホンで株式市況だとか競馬放送だとかを聴いているようなイメージが浮かぶかもしれないが、中高年にもスマホが普及し始めた昨今ではスマホで「rajiko」というアプリを使ってFM放送を聴いているという中高年が多い。僕もその一人である。
「rajiko」というアプリはお金を払えば全国のラジオ放送を聴くことができるが、お金を払わなくても自分が住む地域のラジオ放送は聴くことができる。(もちろん主要な放送局だけであって、例えばコミュニティFM放送の類は残念ながら聴くことができない。)こづかいが少ない僕はもちろん無料版を利用している。と言うか今の僕は関西の各主要FM放送を聴くことができればそれで良くて、他の地域のラジオ放送を聴きたいという欲求がないから有料版にする必要がないのだ。(たまにニッポン放送や文化放送といった東京のAMラジオ局の番組を聴きたくなる時があるが、それも年に数回あるかないかなので有料版にするまでには至っていない。)

 それにしても「rajiko」は便利だ。昔と比べると本当に段違いに便利だ。

 オッサンである僕は、自分の年代の人間の多くがそうであるように、昔々、深夜ラジオにはまっていた。特に中学生になった頃から大学を卒業するまでは、ほとんど毎晩のように深夜ラジオというものを聴いていた。
 主要なラインアップは次の通りだ。

「ABCヤングリクエスト」
「MBSヤングタウン」
「オールナイトニッポン(第一部)」
「オールナイトニッポン(第二部)」
「鶴瓶新野のぬかるみの世界」

 これらはすべてAM放送で、他にも色々聴いてはいたが、これらを曜日や時間帯によって聴き分けていた。
 AM放送で、ほとんどが関西ローカル放送であったから当時のしょぼいラジオでも充分聴くことができのだけど「オールナイトニッポン(第二部)」だけは関西ローカルでの放送がなかったので、ラジオのチューニングダイアルを微妙に回しながら東京(もしくは名古屋かな?)から放送されていた雑音交じりの電波を必死に捕まえつつ聴いていたものだった。(そうそう、日曜の午前中は「不二家歌謡ベストテン」を聴いていた。DJは今は亡きロイ・ジェームズさんだった。)

 そんなふうにAMラジオがメインではあったのだけどFM放送もしっかり聴いていた。それは主に土曜日の午後だった。
 午後一時に「コーセー化粧品 歌謡ベストテン」が始まり、2時からは「ダイアトーン ポップスベストテン」。そして3時から「アイワ サタデーアドベンチャー」(後に「アイワ サウンドアドベンチャー」)が夕方まで放送されていた。今もそうだけどFM電波が弱い地域なものだからラジカセのアンテナをあっちこっちに向けては最良の音を拾っていたもので、「エアチェック」(若人たちよ、この言葉、わかるかな?)に勤しんでもいたものだった。聴いたことがない曲がかかったりすると、「これって誰の何ていう曲なんだろう」と思って必死にDJの話に耳を傾けたりしたけど曲名を聞き逃したりしたこともよくあったものだから曲自体は知っていたものの、その曲名を知ったのがそれから数年後ということが珍しくなかった。またカセットテープも一度録音したら消すということをしなかったから、その本数はじゃんじゃん増えていったものだった。

 ちなみに前述したFM放送の番組ジングル、今でもしっかり覚えているぜ。

「こぉーせーけしょーひーん、かよおべすとてーん」

「だあーーーーーいやとおーーん、ぽっぷすべすとてん!」

「あ・い・わ!  さたでーあどべんちゃあー」
「あ・い・わ!  さうんどあどべんちゃあー」

 (ニュアンス、伝わったかな?)

 そんな生活を送っていた僕も社会人になって毎日仕事に追われだすと自然とラジオを聴かなくなってしまった。深夜ラジオなどは聴こうと思っても毎日の激務に体が疲弊してしまっていて布団に入るなりすぐに気を失ってしまっていたからまったく聴いていないのと同じだった。そしていつのまにかラジオのスイッチさえ入れなくなってしまい、それが当たり前になってしまった。
 それから四半世紀以上、僕は車を運転している時を除いて、ほとんどラジオというものを聴かない生活を送った。そして40代も半ばにさしかかった頃になると音楽自体もあまり聴かなくなってしまった。理由はよくわからないけど、たぶん何を聴いても同じような曲ばかりで、しかも発売されて一時話題になっては、あっという間に消えてしまう、そんな「音楽の無駄な消費」とでも思える曲ばかりという状況にウンザリしてしまったからだと思う。それまでたまにではあるが、その時々の歌を鼻歌交じりにギターをつま弾くことを続けていた僕が、それさえもやめてしまったのだから、その頃の音楽界の状況におそらく相当ウンザリしたのだろうと思う。

 そんな状態が長く続いていた僕であったのだけど、数か月前から再びラジオをよく聴くようになった。きっかけの一つは前述した「rajiko」だ。もちろん「rajiko」の存在はスマホを使い始める前から知っていた。PCで同じものがあったからだ。だがだからと言ってPCでラジオを聴こうという気にはなれなかった。確かにクリアな音で聴けたのだけど、PCをラジオの代わりにする気にはなれなかった。
 しばらくしてスマホのキャリアを変えた。格安スマホに変えたのだが、それによってスマホ本体も新しいものにした。そうなるとそれまで使っていたスマホをどうしようかと思った。回線契約はないものの自宅にはWI-FIがあるからネットには繋がるのだ。だからこのまま捨てる気にはなれなかった。そして思いついたのが「rajiko」でラジオを聴くということだった。回線契約をしていないので自宅でしか聴くことができないが、それで充分だった。選局は楽だし音も雑音がなくてクリアだ。これを利用しない手はないだろう。
 うれしいのは今流れている曲名が難なくわかるということだ。画面に今流れている曲が誰の何というものかが表示される。これは本当にありがたい。昔にした苦労が嘘みたいだ。この歳になってやっとその名を知ったという曲も珍しくなくて、たぶん「rajiko」でラジオを聴くってことをしていなかったら永遠に曲名を知ることはなかったんじゃないかって思えた曲もある。
 更には(僕は今はそこまでやっていないので詳細は知らないが)番組の録音もできるらしい。しかも予約録音みたいなこともできるのだとか……。
 前述したが昔々、僕は必死になって「エアチェック」ということをしていた。(「エアチェック」とはラジオで流れる曲などを録音することを指す言葉だ。たぶん今では完全に死語だろう。だから今時の若い人は知らなくて当然だ。)当時のラジカセには(高機種には備えられていたかも知れないが)タイマー録音機能なんてものはなかったから、番組を聴いている最中に好きな曲のイントロが流れてきたり、その前にDJが曲名を口にしたりしたタイミングとかで、すばやくラジカセの録音ボタンを押すなどして曲を録音していたのだ。今の若い方々には想像もできないでしょうね。
 もちろん雑音は混ざっていて、音も「クリア」というものにはほど遠かった。DJの話がイントロに食い込みもしたし、更には途中で曲がフェードアウトするってことも当たり前のようにあった。僕、いや僕だけでなく当時は皆、そうやってラジオから雑音混じりの不完全な曲をカセットテープに録音して聴くか、もしくはお金を出してレコードというものを買って聴いたり、それをカセットテープに録音して聴いていたりしたのだ。
 ちなみに「レンタルレコード」というものが世の中に認知され始めたのは、僕が大学生になるかならないかの頃だった。それまでは本当にこうやって好きな曲を聴いていたのだけど、今は本当に便利になったと思う。
 
 では今の僕は「rajiko」でどんな番組を聴いているのかというと……。
 ちと長くなったので、そのお話は次回といたしましょう。

(次回「第13話 ラジオ(2)」に続く)




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