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第23話 休日のワンコの散歩

2017/03/10 Fri 07:10
category - エッセイ
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◆休日になるとやらねばならないことがある。ワンコの散歩だ。いつの間にかだけれど「休日の散歩担当はお父さん」という決まりになってしまった。飼い主は一応は娘となっているので平日は働いているから仕方がないにしろ、土日は娘も家にいるのだから娘が散歩に連れて行くべきだと思うのだが、子供が犬を散歩に連れて行くのは飼い始めてから数週間くらいまで、という世の中の一般的事例にうちの場合も漏れることがなく、結局は事実上は親が犬の面倒をみるということになり、僕が散歩に連れて行くということが既成事実化してしまったのだ。これには機会がある度に僕は抵抗の態度を示すのだけれど残念ながら受け入れられることはなく、いつも無駄な努力に終わってしまう。
 そんなこんなで休日のワンコの散歩を担当している僕なのであるが、2017年3月4日土曜日のことだ。朝のワンコの散歩をいつもよりも時間を多めに取ることにした。これまでは長くて20分ほどだったが、この日からは最低30分とした。理由は体のリハビリだ。

 以前怪我をして痛めてしまった部分が、ここ数ヶ月間に施した治療の結果、かなり改善してきたのだけれど、それはその部分を極力動かさないというものでもあったから、その部分の筋肉がかなり硬くなってしまった。幸いなことにそれは日常生活に決定的な不都合を生み出すものではないのだけれど、以前は簡単にできていたことなのに今はそれをやるのに、この筋肉の硬さ故うまくできないということが散見されて、それが非常に気に入らないので少しでも元に戻さねばならないという考えに至り、何でもいいからリハビリみたいなことをしようと思った。
 もう若くはない。どちらかというともうすぐ初老に足を突っ込む人間だ。実行するのは早ければ早い方がいい。
 とは言いながら何をすればいいのかわからず、結局思いついたのが「まずはワンコの散歩を長くしてみるか。どうせ俺が行かねばならんのだし……」ということだったわけである。

 実際にワンコの散歩を行う。いつものコースだとやっぱりすぐに終わってしまいそうに思えたから、今まで歩いたことのない道を行くことにした。
 僕が住むこの地域は、けっこう広い住宅地で昭和40年代に造成された。僕自身は小学生高学年の頃にここに引越してきたから(途中、仕事の都合で他の地域に住んだりもしたが)、もうかれこれ40年以上の付き合いだ。だから周辺のたいていの場所には訪れているのだけれど、それでもやはり今までに一歩たりとも足を踏み入れたことのない場所がけっこうあった。
 僕に限らず皆さんたいていがそうだと思うのだけど、日常生活で自宅から向かう場所と言えば、実家とか、スーパー、駅、がほとんだと思うから通る地域も自宅とそれらとを結ぶ線上付近になりがちだ。そしてそれ以外の場所は何か特別な用事でもない限り、ほとんど通ることがない。だからこの度のリハビリを兼ねたワンコの散歩は、そういった道を通ろうと思った。
 そして実行した。
 結果的に歩いた時間はいつもの3倍で気がついたら一時間も歩いていた。何せ通ったことのない道ばかりを選んだものだから、ある意味気分が新鮮だった。自宅からほんの少し離れた場所であるのに、まるですごく遠い場所にいきなり来たような感覚でもあった。周りは家ばかりだから大して面白くないだろうと思っていたが、変わった家がけっこうあったから、それを眺めながら歩くのは意外と面白いものだった。それにこんな住宅地の奥にも小さな喫茶店のようなものがあったから驚きもした。正直なところ客が来るのだろうかと思ったが、あとでネットで調べてみたらけっこう以前から営業しているお店だったから意外と隠れ家的に繁盛しているのかも知れないと思った。
 他にも「こんなにでかい家があったのか!」とか「何て面白い形の家だ!」とか「大昔のプレハブ住宅が未だ健在なのか!」等等、それは眺めていて全然飽きないものだった。(もちろんあまりジロジロと眺めていると不審者と思われそうなので適度に済ませたのは言うまでもない。)
 更にこの住宅地のすぐ側には里山がある。地元ではけっこう有名な里山だ。そこを眺めることができる場所は以前からよく行っていたのだけれど、今回はそこから更に上へと上がっていく道を進んだら更にいい眺めを味わうことができた。天気が良くて雲もほとんどなかったから、眼下に見下ろす里山、そして遠くに見える山々が青空の下で陽の光にさらされている景色がすごく清々しくて見ているだけですごく気持ちが良かった。こればかりは都会に住んでいたら絶対に味わえないものだ。

 そんなふうにのんびりとワンコと散歩をしたのだけれど、ワンコは普段はこんなに歩かないのでさぞかし迷惑に感じただろう。今年で11歳、人間で言えば僕よりも少し年上の老犬だ。あまり無理をさせてはいけないがワンコの体力維持にも有効だろう。
 さてこのリハビリ散歩、いつまで続くかしら。何とか三日坊主では終わらせないようにしたいものだ。




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