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第31話 ガッパとギララ

2017/03/22 Wed 07:10
category - エッセイ
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◆先日、2本の古い映画を観る機会があった。別に絶対に観たかったというものではなかったのだけれど、かと言ってこれ以上観ないまま過ごすのもフラストレーションが溜まり続けてしまうだけだと思い、「エイヤー」の勢いで2本を立て続けに観ることにしたのだ。

 まず一本目の古い映画だが、題名は「大巨獣ガッパ」。これは昭和42年(1967年)に公開された日活という映画会社が製作した怪獣映画だ。まだ幼稚園にも行っていない頃だから、おそらく僕はこの映画を映画館では観ていない。いつこの映画のことを知ったのか、そしていつ頃からこの映画を観たいと思い始めたのか、今となってはとんとわからないのだけれど、以前からこの映画のタイトルを新聞のテレビ番組欄などで見つけたりすると、毎度毎度「いつかきちんと観たい」と思っていた。
 しかし、これまでにテレビで何度か放映されていたのだけれど、どういうわけかいつも観そびれてしまうか、気がついたら終わりかけていて、ラストシーン辺りしかまともに観たことがなかった。この最後のシーンに至るまでに、いったいどんなストーリーが展開されていたのか? 東宝のゴジラをはじめとする特撮怪獣ものが大好きである僕にとっては、石原裕次郎や小林旭らを起用した映画を中心としていた当時の日活という映画会社が、いったいどんな怪獣映画を作っていたのか非常に興味があったのだ。

 ところで「ガッパ」って何なのだ? そう思われた方がけっこういらっしゃるだろう。その前に「大巨獣」という修飾があるので、ガッパという名の怪獣のことだということは容易に想像できると思う。
 問題はその「大巨獣ガッパ」の中身だ。個人的に思うことだけど、この時代の怪獣映画というのはタイトルに副題がないからタイトルだけでは中身がわかりづらい。例えば「ゴジラ」も超有名となっている今なら何の抵抗もないが、公開当時、初めてそのタイトルを聞かされた時は、おそらく「何じゃそれ?」と世間は思っただろう。同じく「ガメラ」もそうだろう。ただ「ゴジラ」も「ガメラ」もタイトルから連想できるものがある。「ゴジラ」は「ゴリラ」と「クジラ」。そして「ガメラ」は「カメ」だ。実際にスクリーンに現れたものも、それらをうまく模した生物だ。そういうところはやはり「大巨獣ガッパ」も同じである。「ガッパ? 何じゃそら?」と思った次の瞬間、その人の頭の中に浮かぶのは「河童」であろう。そして実際にスクリーンに現れるのも河童をモチーフにした生物だ。いや、もう少し書き加えるとするなら鳥というかドラゴンのような生き物に河童のイメージを加えたものと言った方がいいか? とにかく要は「カッパの怪獣なんだろうなあ」と思った人の期待に、しっかり応える姿の生物がスクリーンに現れるのである。
 では肝心のストーリーはどうなのか?
 ネタバレになるので、あまり詳しくは書かないが、個人的に簡単に感想を書かせて頂くとしたら「起伏に乏しいストーリー」とでも表現すればいいだろうか。

 ざっくり書くとすると……
「ある島で珍しい生き物の子供を見つけて、『こいつは商売に使えるわ!』ということで勝手に日本に連れて帰ったところ、その親が血相変えて怒って飛んできて、『うちの子、どこに隠したんじゃコラア!』という感じで、そこらじゅうを壊しまくりながら探すものだから『こらあマズいわ! 返した方がエエんちゃいまっか!」と社長に進言したものの社長が「アホか!」と言って聞いてくれないので社長を無視して皆で慌てて子供を親に返したところ『親御さん、何とか機嫌直して島に帰ってくれはったわ。ああ、良かった!』ということで、めでたしめでたし……」
というような話である。
 もし「暇で暇で仕方がない」という方がいらっしゃったら、一度ご鑑賞してみて下さい。


 2本目の古い映画だが、題名は「宇宙大怪獣ギララ」。これも「大巨獣ガッパ」と同じく昭和42年(1967年)に公開された怪獣映画だ。但しこちらは松竹が製作している。
 この映画も僕は映画館で観た記憶はない。更には過去にテレビで観たような記憶もない。それでもどういうわけかこの映画の存在は小さい頃から知っていて、しかもどんな姿の怪獣であるかも知っていた。
 記憶が定かではないのだけれど、小さい頃に、確かこの怪獣映画のソノシート(ビニールのような材質で作られたレコード)を持っていたのだ。そしてそれには怪獣の姿が印刷されていて、ソノシートから流れるナレーターの怪獣に関する描写の声を聴きながら、頭の中でその怪獣が暴れる様を想像していたのだ。そういう原体験があるからだろう、この怪獣映画のタイトルを新聞やテレビ雑誌で見かける度に、一度きちんと観たいと思っていた。そして今回その機会があったのだ。

 映画を観終った感想だが、はっきり言ってワケがわからなかった。どんなストーリーであったか、ざっくりでもここに書いておくつもりでいたのだけど、その気は失せた。
 怪獣自体に関しては、姿形は記憶していたものとさほど変わらなかったのだけれど、その挙動は小さい頃からずっと想像し続けていたものとは大きく違っていたから正直ガッカリした。
 と言うのも「大怪獣」と修飾されているくせに、その動きはどう見ても「大怪獣」らしくなく、むしろ「せわしない」と言った方がいいようなものだった。更には咆哮などは最悪だ。ゴジラやガメラのそれが、いかにも恐ろしい大怪獣の様を印象付ける重厚なものであるのに対し、この怪獣の咆哮たるや安っぽいことこの上ない。
 このようなおおよそ大怪獣らしからぬ動きなどに、僕は「さんまのまんま」という明石家さんまのトーク番組のマスコットである「まんまちゃん」がはしゃぐ姿を連想してしまい、その結果昔から保持し続けていた「宇宙大怪獣ギララ」のイメージは完全に破壊されてしまった。
 正直言って「観なければ良かった」とも思った。他の人はどう思うかわからないけれども、少なくとも僕にとってはそういう怪獣映画であった。
 興味があったらご覧下さい。たぶんレンタル屋に行けばあると思います。でも僕はお勧めしませんけどね。

 ちなみに今気になっている(古い)怪獣映画は「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」だ。子供の頃に観たような記憶があるのだけれど定かでない。これは東宝が製作したものだから少なくとも前出した2本の怪獣映画よりは、できはいいのではないかと期待している。機会があれば是非ともきちんと観たいと思っている。




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