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文亮[ぶんすけ]

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第43話 友人関係のこと

2017/04/07 Fri 07:10
category - エッセイ
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◆3月の末に友人と会った。確か昨年の夏の終わりに会って以来だから半年ぶりくらいになる。
 友人であるその方は僕が初めて勤めた会社の先輩だ。名はSさんという。もうかれこれ30年来の付き合いになる。仕事が縁で出会い、その後もこれだけ長く交友関係が続いている人は他にはいない。
 当時その会社には他にアホほどつるんでいた同期の友人がいたが、お互いに結婚してからはさっぱりつるむ機会がなくなり、更には僕が転職してしまったこともあって今は年賀状の付き合いくらいしかない。このSさんも転職されたので僕とは一時的に音信不通になった時期があったのだけれど、十数年前にたまたま当時僕が住んでいたマンションの近所に引越しされてきたことがきっかけで、また交流が始まった。今ではこのSさんだけが僕が気軽に喋れる友人だと言っても過言ではない。

 はっきり言って今の僕にはほとんど友人と呼べる人がいない。この地に引越してくるまでは同じマンションの住人に何人かの友人と呼べる人たちがいた。元々は娘や嫁さん繋がりの家族ぐるみの付き合いが基本だったのだけれど、同年代の人もいたりして個人的に釣りだのパチンコだのといった付き合いをしていたものだった。もちろん時にはお酒を酌み交わしたりもしてアホな話に花を咲かせたりもした。会社勤めの身の上ではもう本音を語り合えるような友人なんてものはできないだろうと思っていたが、仕事や損得勘定抜きの一人間同士としての関係が会社以外の場所で築けたこと(それが友人という関係だと思う)は僕にとって非常に嬉しいことだった。
 それが約10年ほど前にこの地に引越してしまってからはガラリと変わってしまった。
 やはり離れてしまって接点がなくなってしまうと、その交流も途絶えてしまう。会社や仕事といった別の繋がりが他にあればまだしも、同じマンションに住んでいるとか近所だという繋がりで構築されていた関係は、それがなくなってしまうと持続することは難しかった。今やメールやLINEといった方法があるからできないことはないはずだが、女性はともかく、四十代や五十代のオッサン連中がLINEでしょっちゅう集うというようなことは、よほどの理由がない限り現実のものとはならないのが常だ。若者ならともかく、「ノリ」もとうの昔に失くしてしまったオッサン連中が、バーチャルの環境に現実の関係を移設するのは困難至極。故にその時僕は、それまでに構築していた多くの友人関係を事実上失った。

 引越してきたこの地は、確かに僕が社会に出るまで育った場所なのだけれど、大昔の友人達は既に(僕がかつてそうであったように)この街を離れてしまっていた。仮に残っていたとしても30年以上音信不通であり、お互いに各々の環境の中で人間関係が既に出来上がってしまっているから、昔のような関係に戻ることは難しいし、新たに構築し直すのも「かつて友人であった」というもの以外の何かしらの大義名分が見つけられないとその気になりづらい。どちらか、もしくは両方が相応の努力なりをする必要があるのだけれど、よほどのことがない限り優先順位は上がらないだろうから、それに向ける意識自体も低い。子供の時とは事情が違うのだ。
 隣近所の方々との交流も、例えば子供が同じ世代でそれ故関わることになるといった要因があれば、まだそれなりの交流が可能になると思われるが、そういった要因がなければ世間が一般的にそうであるように儀礼的なものでしかない。マンションのような集合住宅ではなく一戸建て住宅だから尚更だ。

 そんなこんなで今のところ友人と呼べる人は、僕には前述のSさんしかいない、と言っても過言ではない。、
 半年ぶりにあったSさん、3月末で今勤めている会社を辞められる。定年退職というわけではない。僕よりも少し上の50代だし、まだ子供さんが幼稚園児という身の上の方だから、まだまだ働かねばならない人だ。本当は数年前に転職した今の勤め先で働き続けたかったそうだが、意図せず派閥闘争のようなくだらない出来事に巻き込まれ、その挙句、理不尽に役職や給与等の待遇面の引き下げが行われて、果ては退職勧告のような扱いを受けたそうだ。できれば次が完全に決まってから辞めたかったそうだが、面接結果待ちのまま3月末で辞めざるを得なかったらしい。
 他人の事を心配するような余裕は僕にはないのだけれど、お気の毒と言わざるを得ない。面接を受けた先で採用されることを祈りたい。






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