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文亮[ぶんすけ]

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第72話 玉葱の芯を探すバカ(1)

2017/05/22 Mon 08:32
category - エッセイ
コメント - 2
                         
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◆僕はよく書店に行く。暇があったら書店に行く。大型のショッピングモールなんかに家人や娘と一緒に行ったりすると、家人や娘が買い物をしている間、一人、モールの中にある書店で時間を潰している。
「書店に何があるの?」と自分でも思うくらい書店に行く。
「他に行くところがないんか!」と言われるくらい書店に行く。

 でも書店が好きなわけではない。

 昔は書店に今ほど頻繁に行くことはなかった。せいぜい月に一回くらい、しかもあの本が読みたいから探そうという気持ちが湧いた時くらいだった。他にも行きたいと思う場所がたくさんあったし、時間も限られていた。興味を示す方向がそれだけたくさんあったということだ。本は二の次の存在だったということで、それはすなわちこうやって文章を書くことも、僕の日々の営みの中でさほど重要ではなかったということを意味する。それがいつの間にか書店によく行くようになってしまった。
 なぜだろう?

 思いつくことから書いていこう。整理して書くなんて無理だ。

 たぶん2000年頃だ。その頃から気が付けば頻繁に書店に通うようになっていったような記憶がある。理由は答えみたいなものを書店に求めていたからだ。
 何の答えを求めていたのか? たぶん金儲けだ。副業だったかもしれない。
 当時僕は決してたくさんではないけれど、その年齢にしては平均年収よりも少しは多めのお金を稼いでいた。でも毎月定額のこづかい制で、どんなに残業して稼ごうが、どれだけボーナスが多く支給されようが、僕に入ってくるお金は月に3万円だった。
 これは遊ぶための金ではない。昼飯代、たばこ代、飲み代、散髪代、その他遊行費などを全て含んだものだ。時には医療費もその中から工面した。(今から思えばどうして僕がそこまでしなければならなかったのか本当に不思議に思う。更には当時稼いだお金が今はほとんど残っていないのだから本当に不思議だ。いったいどこに消えたのだろう?)当然ながら一ヵ月3万円ではカツカツだった。だから何か簡単にできる副業みたいなものはないかと、当時はまだインターネットが今ほど身近ではなかったから、その答えを本に求めたのだ。
 思うにこの頃はノウハウ本が隆盛し始めた頃だった。本当に成功したのかどうか何の確証もない「成功本」とでも言うようなノウハウ本が多数出版されていたのだ。
 当時の僕はその本の中身をけっこう鵜呑みにした。ここに書いてあることを真似れば作者ほどではないにしろ、そこそこ稼ぐことができるのではないかと思った。だからけっこうな冊数のノウハウ本を買った。そして実践してみた。
 それでわかったことは、そういったノウハウ本は肝心なことは何も書かれていないということだ。やり方を載せてはいるものの、そんなものは素人でもちょっと調べればわかることであって肝心の具体的な儲け方なんて一切書いていない。
 いわゆる「ノウハウ本」ビジネスなのだ。今でもそういう本が腐るほど書店に並んでいるが中身は本質的には何も変わっていない。はっきり言ってあんな本は糞以外の何物でもない。あの頃の僕はそんなものを求めて書店に行っていたのである。
 答えなんて見つかるはずがないのだ。

(次回「第73話 玉葱の芯を探すバカ(2)」に続く)





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No title

ノウハウ本や自己啓発本。。。同意です。昔上司が自己啓発本バカで毎朝メールで本の感想をメンバーにメールしてました。もちろんメール開いてもいなかったけど(笑)

それはそうと、前のblogからず~と読ませてもらってます。小説結構好きでした。「雨の○○」の最初のSEの話とか。自分もSEだったんで。

このblogも楽しく読ませてもらってます。

Re: No title

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